合成の誤謬

おはようございます。

今日のテーマは合成の誤謬と高齢化社会のお話です。

合成の誤謬
これは、ゴウセイノゴビュウと読みます。実は私も読めませんでした。(笑)

まず、この合成の誤謬とは何かということを簡単に説明します。これは、ミクロ的には良いことでも、マクロ的にに全く正反対な方向にいってしまうということです。

ここで分かりやすい例でご説明します。

現代社会において、老後は国の年金が不安なので何とか節約をして貯蓄に回そう。そうすれば老後も心配無いはず。
これは個人としたらとてもまともな考えですよね?(ミクロ的)

しかし、限られた収入から貯金をしようとすると、つい、安い商品に目がいってしまいます。すると高い物がしだいに売れなくなり、企業はコストを下げて価格を下げます。すると当然、働いている方のお給料もダウンしまいます。

このサイクルは続き、より安い商品を探し求めるため、企業も利益が減り、投資を抑えたり、新規雇用を控えるようになります。まさに負のスパイラル。これが合成の誤謬です。

もう一つ、例を挙げると、今、国は定年制をドンドン先送りにしています。そのおかげで、長く仕事ができるようになりました。わたしの友人でも、78歳でバリバリ介護で頑張っている人がいます。これは個人レベルでは年金の抑制になりますが、反面若い人の雇用を奪う側面があります。まさにこれは日本の避けて通れない隠れた合成の誤謬です。

あくまでこれは、わたし個人の見解です。明日はギリシャのデフォルトと日本経済についてお話をします。

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